売上－原価＝利益の計算式を深堀してみよう

いやいや。
その式、結構奥深いよ。

ビジネスの基本「売上ー原価＝利益」の式が、「売上」と「原価」と「利益」の３つから出来ているのはわかるよね？

実はその３つ、
順番を入れ替えたバージョンもあるんだよ。

たとえば、
「原価＋利益＝売上」とか「利益＝売上ー原価」とか「売上＝利益＋原価」とか。

そして３つの順番には、
ビジネスの考え方が関係しているんだ。

じゃあ、「売上ー原価＝利益」の場合を説明するね。

最初に「売上」を決める。
次に「原価」を決める。
ビジネスが成功すると、「利益」が発生するって意味なんだ。

食パンを売る。
食パンの売値は２００円にする。
２００円のうち材料費は１００円でパンを作る。
売れたら利益は１００円！

じゃあ今のケースを「原価＋利益＝売上」でやってみるね。

パンを作るのに１００円かかる。
利益は１００円必要だから、売値は２００円だ！

「利益＝売上ー原価」でやってみると

食パンを売ったとき利益は１００円必要だ。
２００円なら食パンは売れるだろう。
じゃあ材料費は１００円までかけられるぞ！

「売上＝利益＋原価」だと

食パンの売値は２００円にする。
利益率は５０％必要だぞ。
材料費は１００円までに抑えよう！

そうだね。
どれが正しいとかはなくて、自分がどの考え方なのか今やっているビジネスがどのパターンの式なのか理解するのが大切だね。

ビジネスを違う式で考えたら、値付けや利益が変わってくるかもしれないし、新しい発見があるかもしれない。